富山県機械工業センター連合会

富山県機械工業センター連合会 概況

富山県機械工業センター連合会は、現在傘下に9つの団地を擁し、相互扶助の精神に基づいて会員相互の連携を図りつつ、それぞれの団地の特性を活かした活動を展開し、企業経営のリード役を担っています。

この各団地の発端は、昭和32年にさかのぼります。当時、田中儀一郎前会長が日本生産性本部の工業視察団の一員としてアメリカ各地の工業事情を視察した際、日本の中小企業の生産性の低さと厳しい経営環境を痛感し、帰国後、その改善に取り組んだことに始まります。

新生への希望に満ちた中で、工場の集団化構想が計画され、当時としては画期的な団地造成に着手しました。資金調達や敷地取得など、幾多の困難を乗り越え、昭和35年、ついに誕生したのが、我が国で指定第一号団地となった「富山機械工業センター」です。

この第一号団地の設立は、多くの関係者の共感を呼び、周辺地域の企業経営者や市町村の誘致運動へと波及しました。その結果、同年中に富山市大沢野町(旧上新川郡大沢野町)および富山市八尾町(旧婦負郡八尾町)にも団地が設立されました。

その後、およそ4年の歳月を経て入善町を皮切りに、各市町村で次々と団地が造成され、現在の9団地体制が確立されるに至りました。


指定 設立 団地名
昭和35年6月 富山機械工業センター協同組合
昭和35年6月 大沢野機械工業センター協同組合
昭和35年6月 八尾機械工業センター協同組合
昭和39年4月 入善機械工業センター協同組合
昭和42年5月 滑川機械工業センター協同組合
昭和42年9月 富山市第二機械工業センター協同組合
昭和44年3月 富山市第三機械工業センター協同組合
昭和45年3月 高岡機械工業センター協同組合
昭和45年9月 婦中機械工業センター協同組合

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